バリウムで便秘になる?

胃の検査などで使用する「バリウム」。実はこのバリウムも便秘の原因になる場合があります。それでは、バリウムと便秘の関係について詳しく見ていきましょう。

バリウムには硫酸バリウム、水、粘着剤などの成分が含まれています。現在では以前に比べて様々なタイプのバリウムがありますが、この成分はどのバリウムでも変わりません。そしてどのタイプのバリウムでも便秘になる場合は考えられます。特に慢性的な便秘の症状がある場合は、バリウムを飲むとますます便秘の症状がひどくなることが多く見られています。飲んだバリウムは体内に吸収されないので、正常に排泄されなかったバリウムはそのまま腸に残ります。こうしてバリウムが腸に残っていることが原因で、便秘の症状が起きやすくなるというわけです。また、腸に残ったバリウムは硬くなっているので、バリウムを排泄できた際でも硬いバリウムによって肛門が切れて痔になることもあります。痔も便秘が関係している症状のひとつで、便秘によって硬くなった便を無理やり排泄しようとしたときに切れ痔の症状が起こります。

こうしたバリウムによる便秘の症状を起きないようにするには、やはり水分を多めに摂ることが大切です。水分を摂ることでバリウムが硬くなるのを防ぎ、正常な排泄を促すことができます。普段よりも少し多めに水分を摂るようにしましょう。その他、簡単な体操をしたりお腹をマッサージしたり、ツボを押したりするのもおすすすめです。水分の摂取と適度な運動が腸の働きを良くしてくれるので、意識して心掛けるようにしましょう。便秘に効果的な体操については【体操で便秘解消】を、マッサージやツボ押しについては【マッサージで便秘解消】と【ツボで便秘解消】を参考にして行ってみてくださいね。

このようにバリウムが原因となっている便秘の症状は改善していくことができますが、場合によっては腸閉塞などの症状が起きることがあります。バリウム自体に害はないのですが、バリウムが腸内に溜まってしまうことが原因で腸閉塞を起こす恐れも考えられています。もしバリウムを飲んでから腹痛を伴った便秘の症状が起こった場合は、すぐに病院に行きましょう。また、腹痛はない場合でも便秘の症状が一向に改善しないときにはよく診てもらうことをおすすめします。便秘の症状は何か大きな病気が潜んでいる恐れも考えられますので、どんな場合でも軽く見てはいけません。まずは自分で改善してみて、それでも効果が見られない場合は病院でしっかり治療を受けてください。


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