便秘薬の成分
私達が使用する便秘薬にはどのような成分が配合されているのかご存じでしたか?どんな成分が配合されているかを知るだけでも、便秘薬の使い方や飲むタイミングなどが分かってくるようになります。それでは、便秘薬に配合されている成分について詳しく見ていきましょう。
通常市販されている便秘薬は、主に生薬(漢方薬)の成分で構成されています。具体的に挙げると、アロエ、センナ、センノシド、ダイオウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ、カンゾウなどの生薬が配合されています。これらの生薬の効果としては、腸の副交感神経を刺激して腸の働きを正常な状態に促すことができます。便が溜まっている状態の腸は、交感神経が優位になっている状態なので、便秘薬に含まれている生薬で副交感神経を優位にさせることで腸が正常に働くようになり、便秘解消へとつながります。その他、一部の便秘薬には腸内に水分を吸収することを抑える作用もあります。水分の吸収を抑制することによって、腸内にバランス良く水分が行き渡るようになります。便秘解消には十分な水分が大切ですので、腸内の水分量が減っていると便秘になりやすくなります。水分量を調整する効果もありますので、水分が足りていないと感じる場合には水分吸収を抑制する効果がある便秘薬を選びましょう。
その他、便秘薬にはマグネシウムも多く配合されています。マグネシウムには腸内へ水分を補給する効果があり、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウムなどが含まれています。マグネシウムは豆腐を作るときの「にがり」の主な成分として知られているものですが、実は便秘にとても効果がある成分なんです。自分が普段使っている便秘薬にマグネシウムが配合されているか、よく確認してみましょう。
また、乳酸菌が配合されている便秘薬も数多くあります。乳酸菌は便秘解消に非常に効果が高く、ヨーグルトや乳飲料などから摂取することができる成分です。現在ではサプリメントからも摂ることができますし、こうして便秘薬からも摂ることができます。乳酸菌の種類としては、ビフィズス菌、ラクトミン、納豆菌、ガゼイ菌などがあります。中でもビフィズス菌は特に有名な乳酸菌で、腸の働きを正常な状態に保つ効果があります。なので、便秘の症状が出たときは、まずはビフィズス菌が配合されている便秘薬を選んでみてくださいね。
以上の成分は便秘薬以外の整腸剤などにも含まれている成分ですが、便秘薬ならではの成分ももちろん配合されています。腸への刺激を与えるビサコジル、乳酸菌の働きを助けるピコスルファートナトリウム、腸内へ水分を補給してくれるジオクチルソジイウムスルホサクシネート、植物による繊維質を含んだプランタゴ・オバタなどが配合されています。
このように便秘薬には様々な成分がたくさん配合されていますので、便秘薬を選ぶときには自分の便秘の症状に合った便秘薬を選んで使いましょう。

