便秘だとおならが出るのはどうして?
便秘というと便が溜まっていることだけが原因と考えられがちですが、実はおなら(ガス)が溜まっていることも便秘の大きな原因となっていることを知っていましたか?それでは、便秘とおならの関係について詳しく見ていきましょう。
腸内に溜まったおならは、大抵の場合スムーズに排泄されていきます。便秘の場合でも健康な状態の場合でも、おならが出ることは同じです。おならが出るということは腸が働いているということですので、我慢しないで出してしまうことが便秘解消への第一歩です。しかし、便秘の症状はあるけれどおならが出ないという場合も多く見られています。実はおならが出る便秘よりも、おならが出ない便秘の方が症状としては重いと考えられます。
おならが出ないということは、出るべきもの腸内に溜まってしまっている状態です。便が溜まっているだけではなくおならも溜まってしまっている状態なので、さらにお腹が膨れているように感じ、場合によっては腹痛も感じます。おならとは腸内に溜まった悪玉ガスのことで、悪玉ガスが溜まった状態の腸内はどんどん働きが悪くなり、便もおならも正常に移動させることができなくなります。腸内が動かなくなることでますます便もおならも溜まっていってしまいます。おならが腸内に溜まるということは、そういった悪循環に陥ってしまう原因になっているのです。
1998年にある女性が便秘が原因で死亡した例を知っているでしょうか?詳しくは【便秘で死亡することはある?】でも記載しましたが、少し紹介しておきたいと思います。女性の死因は便秘による腹痛や嘔吐と言われていますが、その女性の腸内には6.7kgの便と、大量の悪玉ガスが溜まって妊娠満期ほどにまで膨れ上がっていたとされています。悪玉ガス=おならですので、おならが溜まりすぎていたことも便秘に、そして死因に関わってきているということです。
おならを出さない、もしくは出せない状態を続けていると、お腹が膨れて非常に苦しい状態になります。このような状態に陥らないようにおならを正常に出せる腸に改善するためには、お腹をマッサージしたり、ツボを押したり、軽い運動をすることが大切です。【マッサージで便秘解消】や【ツボで便秘解消】を参考に、お腹をやさしくマッサージしておならを腸内に溜めないようにしましょう。運動は毎日続けられる軽いもので構いません。それから普段からの食生活も見直してみてください。悪玉菌を減らしておならを腸内に溜めにくくできる、ビフィズス菌などの善玉菌を多く摂るようにしましょう。溜まった便と同じく、溜まったおならもすっきりと解消していきましょう。

